なぜめぐり逢うのかを
わたしたちは何も知らない
いつめぐり逢うのかを
わたしたちはいつも知らない


どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語


縦の糸はあなた 横の糸はわたし
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない


なぜ生きてゆくのかを
迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡の ささくれ


こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中


縦の糸はあなた 横の糸はわたし
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない


縦の糸はあなた 横の糸はわたし
逢うべき糸に出逢えたことを
人は仕合わせと呼びます



ご存じの方も多いと思いますが
中島みゆきさんの『糸』ですね。
縦の糸があなたで横の糸がわたし
こうやって人は人と出逢っていくのだなと
改めて考えさせてくれる、そんな歌だと思います。


一度出逢えた糸とはどこかでずっとつながっていられる。
けど、一度切れてしまった糸とは2度と
つながることはできない。
だから人との出逢いは大切にしなければならないのですね。
私自身、人との関係を少し考えました。
まわりの人を大切にできているのかなと。
もうすでに切れてしまった糸もあると思います。
やはり悲しいことですよね。
だからこれからは今わたしにできる最大限の努力で
まわりの人を大切にしたいですね。


中島みゆきさんの動画をはっておきました。
2番目の音声はbank bandとして活動している
桜井和寿さんのもので、映像がすごくかわいらしいというか
ほのぼのとしたタッチで描かれているんですね。
中国の方が作ったのかな?
中国語訳がついています。
どうぞそちらもお楽しみください。



中島みゆき(歌詞付き)


bank band